高鈴事件は集団的自衛権容認の根拠にならない(その1)

2015-11-24

●岡本行夫氏が好んで話す「高鈴」事件とは

八ツ場ダムにせよ、南摩ダムにせよ、ダム建設の根拠はウソの固まりです。ですから、当サイトは、ウソの研究をテーマとしています。

2015年7月13日に外交評論家・岡本行夫氏が衆議院平和安全法制特別委員会の公聴会で、自民党の今津寛氏の質問に答え、次のように語りました(産経ニュースの外交評論家・岡本行夫氏「立派な責任政党が誤ったキャンペーン」「現在の法制どう考えてもおかしい」から)。

日本では報道されませんでしたが、2004年4月、日本の30万トンのタンカーの「高鈴」がイラクのバスラ港沖で原油を積んでいた際に自爆テロボートに襲われた。そのときに身をていして守ってくれたのは、3人の米海軍軍人と沿岸警備隊員でした。彼らは日本のタンカーを守って死に、本国には幼い子供を抱えた家族が残された。みんながみんなを守りあっているのです。

また、岡本氏は、2008年9月19日付け産経新聞への寄稿「「アフガンから逃げるな」外交評論家・岡本行夫氏」に次のように書いているようです。

2004年4月24日の真夜中、3隻の自爆ボートがイラクのバスラ沖合のオイルターミナルに突っ込んできた。1隻の行く手には、原油を積んだ28万トンの超大型タンカー「高鈴」が停泊していた。間一髪のところで2隻のボートは多国籍軍に爆破され、「高鈴」は軽度の損傷で済んだ。

しかしもう1隻のボートを阻止しようとしたアメリカ海軍と沿岸警備隊のペルナセリ1等水兵(24)、ワッツ2等水兵(28)、ブルッケンタル3等水兵(24)は、ボートの自爆によって死亡した。3人とも、本国に幼い子供たちを残していた。2日後、国際テロ組織アルカーイダ系のグループが犯行声明を出した。

今年8月27日、アフガニスタンでNGO(非政府組織)「ペシャワール会」の伊藤和也さんが遺体で発見された。伊藤さんはジャララバード近くで多くの村民に慕われながら農業指導を行っていた。しかし、この痛ましい殺害事件を報じた夜の報道番組の人気キャスター氏は「テロとの戦いのひどさ、これは一体なんだろうという気になります」と、カメラに向かって深くうなずいた。彼は、伊藤さんを殺したテロがひどいと言ったのではない。伊藤さんが殺されたのは米軍の誤爆などが原因である、だからテロと戦うことがひどいと言ったのだ。

このキャスター氏は、イラクで自爆ボートを阻止して殉職した3人のアメリカ人の遺児たちに「お父さんはひどいことをしてくれた」と言うのだろうか。一部のマスコミは、秩序を維持する側と破壊する側のどちらを被害者、どちらを加害者と考えているのだろうか。何かがおかしい。

岡本氏はこの高鈴事件が大好きなようで、2015年7月31日放送のテレビ朝日の報道ステーションでも得意げに話していました。

遡っては、2104年8月15日のNHK討論会「ニッポンの平和」でも同じ話をしたようです。YouTubeの「鳥越俊太郎氏「日本にどこの国が攻めるんですか、そんなの虚構です」」が上記討論会の動画だと思います。

岡本氏は、高鈴事件を持ち出せば、集団的自衛権行使反対派を黙らせることができるし、国民にも理解されると考えているのだと思います。

●産経記者が描いた高鈴事件

平成中野学校というサイトの「ペルシャ湾の日本タンカーを守る為に戦死3名の多国籍軍」というページが2007年9月27日の産経記事【やばいぞ日本】第3部 心棒を欠いている(1)(湯浅博記者)を引用しています。

一部を抜粋します。

英ペルシャ湾派遣艦ノーフォークの作戦日記によれば、2004年4月24日、石油積み出しターミナルが小型の高速ボートによる自爆攻撃の標的になった。ターミナルの損害は軽微だったが、係留中だった「高鈴」が危機に直面した。

多国籍軍の艦艇が、ターミナルに接近中の不審な高速ボート3隻を発見し、銃撃戦になった。うち1隻の高速ボートは「高鈴」の手前数百メートルで大爆発を起こした。

東京・丸の内の日本郵船本社には、現地から「本船がやられた」との無線連絡が入り衝撃が広がった。ほぼ同時に防衛庁情報本部も事件をキャッチした。

タンカーは船体を銃弾でえぐられ、鉄製ドアが吹き飛ばされただけで済んだ。しかし、この自爆テロで、多国籍軍のうち米海軍兵2人と沿岸警備隊員1人が死亡した。タンカー・テロは阻止されたが、手痛い犠牲者を出してしまった。

その数日後、国際テロ組織アルカーイダに関係するザルカウィ容疑者の犯行声明が出た。彼らはタンカーを狙えば原油価格が高騰し、西側の主要国が耐えられなくなると信じている。

ペルシャ湾内には「高鈴」を運航する日本郵船を含め、日本関連のタンカーだけで常時40〜50隻がひしめいている。日本郵船の安全環境グループ長、関根博さんは「多国籍軍が警戒していなければ、とてもバスラ沖には近づけない」と語る。

他方、供給側のイラクは国家予算の90%を石油の輸出に頼っており、これらのターミナルが使えなくなれば国の再建は困難になる。

そこで多国籍軍は、「高鈴」事件以降、石油積み出しターミナル周辺に一般の船が許可なく入れないよう半径3000メートル以内に警戒ゾーンを設けた。海域の安全は、日本など原油の供給を受ける受益国にとっても、供給国のイラクにとっても生命線なのだ。

私は1次資料を入手できない以上、高鈴事件の真相は分かりません。ネット情報から合理的に推論して組み立てるしかありません。

便宜上「高鈴事件」と書きましたが、関連する英文記事は、そもそもタンカーの被害については触れおらず、高鈴が襲撃されたように岡本氏が書くのは脚色だと思います。

●岡本氏の話と産経記者の話は違っている

同じ産経新聞に掲載されている文章なのに、岡本氏の寄稿と記者の記事で話が食い違っています。

2008年9月19日付け産経新聞の岡本氏の文章では、高鈴を損傷させた船と米兵らを死亡させた船は別です。

ところが、湯浅記者の記事では、高鈴を損傷させた船と米兵らを死亡させた船は同じであるように書かれています。

どちらが正しいのか分かりませんが、湯浅記者の話の方が単純で分かりやすく、インパクトも強いので、脚色されているような気がします。

高鈴に損害が本当にあったのかどうかも分かりません。

湯浅記者は、「うち1隻の高速ボートは「高鈴」の手前数百メートルで大爆発を起こした。」、「タンカーは船体を銃弾でえぐられ、鉄製ドアが吹き飛ばされただけで済んだ。」と書きます。しかし、「数百メートル」が200mなのか600mなのかも「大爆発」の規模も不明ですが、中国時間2015年8月12日の天津大爆発事故ではあるまいし、「高鈴」の「手前数百メートルで大爆発」したために「船体を銃弾でえぐられ、鉄製ドアが吹き飛ばされ」るのかは疑問です。

そもそも、後記英文記事によれば、米兵らが臨検のために不審な船に近づいた時に船がいきなり爆発したのであり、その際、銃撃戦はありませんでした。

銃撃戦がないのに、数百メートル先に停泊していたタンカーの船体が銃弾でえぐられるはずはないと思います。

●四つの英文記事を見つけた

湯浅記者が根拠としたという英ペルシャ湾派遣艦ノーフォークの作戦日記を私が見ることはできません。

英文記事は、四つ見つかりました。

まず、海運9条の会というサイトの「軍艦で日本海運を護衛できるか?」というページが2006年10月22日付けの米軍の準機関紙Stars and Stripesの記事を引用しています。以下に抜粋します。

(参照記事)
Stars and Stripes(home page)
Iraq's oil industry: Guarding a nation's future
Published: October 22, 2006
By  Jennifer H. Svan、
(中略)
On 24 April 2004, Firebolt's rigid-hulled inflatable boat attempted a boarding operation on a dhow that was approaching the Khawr Al Amaya Oil Terminal in Iraq. As the boarding team of seven pulled alongside, the dhow exploded in an apparent suicide bombing. Two sailors-Petty Officer First Class Michael J. Pernaselli, 27, and Petty Officer Second Class Christopher E. Watts, 28, and one Coast Guardsman, Petty Officer Third Class Nathan Bruckenthal, 24-[5] were killed when the explosion flipped the boat over, dumping her crew into the water. Bruckenthal, a member of the embarked Law Enforcement Detachment, was the first Coast Guardsman to die in action since the Vietnam War. The survivors were picked up by an S-70B-2 Seahawk helicopter from the Australian frigate HMAS Stuart.

二つ目が同じ日の同じ記者の次の記事です。以下は抜粋です。

Iraq's oil industry: Guarding a nation's future
By Jennifer H. Svan
Stars and Stripes
Published: October 22, 2006

The maritime security mission may be the most complex in the northern Persian Gulf, where sometimes hundreds of fishermen in small, rickety vessels called dhows look to net their livelihood in sight of the Iraqi oil terminals.
(中略)
Abu Musab al-Zarqawi, the leader of al-Qaida in Iraq who was killed in June, claimed responsibility for an April 24, 2004, oil terminal attack that killed two U.S. Navy sailors and one U.S. Coast Guardsman and maimed several other people.

The coastal patrol boat USS Firebolt was sent to intercept an unidentified cargo dhow as it approached the Basra terminal.

“They didn't know it was a terrorist attack at that time,"Lockwood said. "They sent a border party across the dhow to find out what was going on." As they approached, the dhow blew up.

At about the same time, two speedboats launched an attack on the Basra terminal. Security forces disabled the boats and killed the people on board, Lockwood said. Neither terminal was damaged but both were shut down for 24 hours at a cost of $28 million in lost oil revenue, according to news reports.

(この記事は、攻撃対象がthe Basra terminalの1箇所であるとしている点及び2つの攻撃がほぼ同時に起きたとしている点で不審です。)

三つ目がGlobalSecurity というサイトの次の文章です。事件の2日後の4月26日に公表されました。

TWO CREWMEMBERS KILLED, FOUR WOUNDED IN ARABIAN GULF OIL TERMINAL ATTACKS MANAMA, Bahrain (April 24, 2004) - Two crewmembers of a coalition boarding team were killed and four other crewmembers wounded today as a result of three concurrent waterborne attacks on oil terminals located in the northern Arabian Gulf.

At approximately 5 p.m. (local) coalition naval personnel observed an unidentified dhow approaching the Khawr Al Amaya Oil Terminal (KAAOT) in the northern Arabian Gulf. Standard Maritime Interception Operations (MIO) procedures required the crew to board the dhow for inspection.

As the eight-member boarding team approached the dhow in a rigid hull inflatable boat (RHIB), the dhow exploded, flipping the RHIB and throwing the crew into the water, killing two and wounding four.

All crewmembers were recovered by other coalition naval forces in the area, and evacuated to a military hospital in Kuwait.

All names are being withheld pending notification of next of kin.

Approximately 20 minutes after the first dhow explosion, two unidentified small boats were observed approaching the Al Basrah Oil Terminal (ABOT). ABOT security forces immediately took action to intercept. Prior to reaching the terminal, the boats exploded.

Initial reports indicate no damage to either terminal.

Coalition forces captured both oil terminals during the first phase of OIF last year in the effort to prevent environmental sabotage of the terminals by Iraqi forces.(以下略)

スパイク通信員の軍事評論というサイトの「石破大臣の答弁は“常套句の使い古し”」というページにこの三つ目の英文記事の日本語訳が載っています。次のとおりです。

多国籍軍が、ホール・アルアマヤ石油ターミナル(the Khawr Al Amaya Oil Terminal)に接近するダウ船1隻を発見し、標準洋上阻止作戦(MIO)に従い、隊員をダウ船に乗船させようとしました。8名の隊員が乗った硬質ゴムボート(RHIB)が接近すると、ダウ船が爆発しました。それにより、ゴムボートがひっくり返り、隊員を海に投げ出しました。その結果、2名が死亡し、4名が負傷しました。この爆発から20分後、アルバスラ石油ターミナル(the Al Basrah Oil Terminal)に接近する2隻の小さなボートが発見され、同ターミナルの保安部隊が迎撃し、ボートはターミナルに着く前に爆発しました。

四つ目は、ロイターの記事です。By Abdul-Razzak Hameed 記者のOil Terminal, 2 Coalition Killed です。

BASRA, Iraq (Reuters) -- Suicide bombers launched three coordinated boat attacks on Iraq's vital southern Basra offshore oil export terminal on Saturday, killing two members of U.S.-led forces.

A spokeswoman for the U.S. Navy's Bahrain-based Fifth Fleet said by telephone five other coalition members were wounded, but a Fifth Fleet statement put the number at four. Officials said there was no damage to the terminal, Iraq's primary oil outlet.

"The coalition boarding team were killed and wounded as a result of three concurrent waterborne attacks in the Arabian Gulf," the statement said.

A British Defense Ministry spokeswoman in London said: "A boat exploded next to (the terminal). But there was no damage to the oil terminal or the boat alongside it. As far as I know there were no British casualties."

Two of the attacking boats exploded alongside a ship tied up at the terminal, some six miles offshore, British military spokesmen and Iraqi officials said.

The third boat was intercepted by a coalition ship as it approached an exclusion zone around the terminal and there was an explosion soon after it was boarded, they said.

Officials at Iraq's Southern Oil Company said the Basra terminal had been shut down.

"All workers were evacuated (from the Basra terminal). We are concerned about the possibility of more attacks," an official stationed in the Faw Peninsula said.


●日本語の資料もあった

日本語の資料もありました。

まず、次の2ちゃんねるにたどり着きました。
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1190922135/l50

そこの665には、次のように書かれています。

産経 湯浅博の記事は自衛隊のインド洋派遣のためのプロパガンダである。

産経記事は、テロ事件を”英ペルシャ湾派遣艦ノーフォークの作戦日記なるもの”から載せている。
2004年4月24日に起こったイラクの石油ターミナルのテロについて、 高鈴が直接攻撃に逢いドアが吹き飛ぶなど直接被害に合った、高鈴への攻撃で米兵が死亡したように 書き換えている。高鈴は米兵死亡事故と別のテロの近辺に停泊していたが、直接被害にあっていない。
ロイターなどは現場近くにタンカーが停泊していたが、被害は無かったと伝えている。
対抗ソースとして、日本財団図書館 海上テロの実例に本テロの内容が詳しく書かれている。

1.海軍艦艇が臨検のために船舶一隻を停止させたが、突然爆発 米兵士2名と米沿岸警備隊員1人が死亡、海軍艦艇の乗組員4人が負傷。
2. 1の事件から、11km離れた地点の20分後に石油ターミナルに 小型船舶2隻が接近し爆発した。爆発時、近くに停泊していた日本のタンカーにによる飛散物が飛んできた。ということ。

産経の記事はボート3隻が同地点のテロと報告しているが、 日本のタンカーが居合わせた事件と兵士が死んだ事件は別の場所で時間が異なる。 

銃撃戦などは全くなく、高鈴のドアが砲弾でタンカーのドアが吹っ飛んだような、実被害が無く、高鈴は無傷である。船上に爆発時の飛散物が飛んできただけだ。
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2004/00502/contents/0002.htm http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2004/00502/contents/0011.htm

このように、2004年のイラクの石油ターミナル攻撃について、あたかも、日本のタンカーへの攻撃であるかのように伝え、しかも、米兵の死亡により日本が何らかの協力をしなければならないと意図的に湾曲させた報道をしている。イラク港の警備など日本の責任外なのだ。
OEF-MIOのインド洋の海上阻止活動とも関係の無い話なのだ。

そこで、上記URLをクリックすると、日本財団図書館というサイトの「平成16年度海上におけるセキュリティ対策調査研究報告書」が開き、次のように書かれています。

(1)イラク・バスラ沖海上石油施設テロ事件(資料2)
最近の事例の中でも特にわが国の安全保障に重大な影響を与えるものと考えられる海上テロは、2004年4月、発生したイラク南部のバスラ沖に所在するアマヤ石油ターミナルに対する連続自爆テロ攻撃であった。
【事件の概要】
最初の自爆テロ攻撃は、米海軍艦艇に対するものであった。事件発生直前、バスラ沖において、所属不明の船舶が徘徊していたのを哨戒中の米海軍艦艇が発見した。この海軍艦艇が、臨検のために当該船舶に接近したところ、当該船舶が突然爆発し、米海軍兵士2人、米沿岸警備隊員1人が死亡した他、海軍艦艇の乗組員4人が負傷した。

この自爆テロから20分後、当該事件発生海域から約11km離れたアマヤ石油ターミナル近傍に所属不明の小型船舶2隻が接近し、相次いで爆発した。当時、当該石油ターミナルにはわが国の海運会社が運航するタンカーが荷役待ちのために停泊中であったが、小型船舶の爆発に伴う破片が当該タンカーまで飛翔した。幸いにして人命が失われることはなかったが、荷役施設はしばらく閉鎖された。この結果、イラク暫定政府の試算によれば、2800万米ドル(約30億5,000万円)の損害が発生した。

上記資料2の表の概要欄には、次のように書かれています。

石油ターミナルで、2件の海上自爆テロが発生。1件目は、同日午後7時10分頃、イラク南部バスラ沖のアマヤ海上石油ターミナルにおいて、所属不明の小型ボート1隻が同施設に接近。哨戒中の米海軍艇が、これを阻止しようと接近したが突如爆発を起こしたため、米兵2名、コーストガード1名の計3名が死亡、4名が負傷。2件目は、この約20分後に同施設から約11km離れたバスラ海上石油ターミナルにおいて、やはり所属不明のボート2隻が接近し相次いで爆発。当時、バスラターミナルには、日本郵船運航のタンカー*「TAKASUZU」(15.2万t)が荷役待ちで入港中であったが、爆破の影響による破片の一部が船上まで飛翔。同船では、被害の危機が高まったと判断し同施設から一旦離脱、ドバイ沖で待機。 


*パナマ籍、15.2万t、VLCC、29名乗組(日本3名、クロアチア6名、フィリピン20名)
また、洋上施設への被害はなかったものの荷役作業は数時間閉鎖され、イラク暫定政府は本事件の影響で、約100万バレル分の輸出ができなくなり、2800万ドル(約30億5000万円)の損害が出たことを明らかに。

上記記事で「15.2万t」は、容積トン数です。高鈴の載貨重量トン数は28万トンです。

なお、日本財団図書館の記述は、二つの資料の間で矛盾しており、最初の資料の【事件の概要】に「当該事件発生海域から約11km離れたアマヤ石油ターミナル」とあるのは、「当該事件発生海域から約11km離れたアルバスラ海上石油ターミナル」の誤りだと思います。

高鈴事件は集団的自衛権容認の根拠にならない(その1)
高鈴事件は集団的自衛権容認の根拠にならない(その2)
高鈴事件は集団的自衛権容認の根拠にならない(その3)

(文責:事務局)
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