9.11疑惑が国会で追及された

2008-01-18

●9.11疑惑が国会で追及された(2008-01-20修正)

私は、9.11に触れると言論弾圧を受ける(その1)において「9.11疑惑は「タブーなく議論する」と言っている田原総一朗氏も沈黙していますし、いかなる国会議員も公の場で口にしていないと思います。」と書きましたが、その後、2008-01-10の参議院外交防衛委員会で藤田幸久参議院議員が「9.11同時多発テロの検証」について質問をしました。

藤田議員のブログに質問の意図と背景についての説明が載っています。

動画は、Japanese Diet Learns 9/11 Truthで見られます。

さらに詳しいビデオが掲載されています。藤田議員のブログの「通常国会開始と週刊文春の中傷記事」に掲載されているように、次のURLです。
http://www.youtube.com/watch?v=B1WkfkvkX2E
http://911video.de/ex/jap111.htm

神州の泉というサイトの「911疑惑に関する国会質疑(1/3)」というページ以降も質疑応答の一部を文章化しています。トラックバックも含めて是非ご参照ください。同サイトの911テロ自作自演疑惑、真相は?も共感できる記事です。

●質問で明らかになったこと(2008-01-20修正)

藤田議員は、上記ブログで「日本政府は、日本人24名が9.11同時多発テロで犠牲になり、従って、「テロとの戦いは他人事ではない」といった答弁を繰り返してきましたが、その確認もきちんとおこなっていないことが今回の質疑で明らかになりました。」と書いています。

「例えば、「飛行機に搭乗していた2名の死亡確認ができる資料はなく、具体的な確認はとれない。一般論だが、DNA鑑定と理解できる」という答弁でした。」とのことです。

政府答弁が完全なはぐらかし作戦をとっているので、ますます疑惑が深まります。

福田康夫総理大臣は、9.11がアルカイダによる犯行である根拠について、「我が国として、米国が明らかにした情報を含む各種情報を総合的に判断して、9.11同時多発テロはアルカイダにより実行されたものと、こういう判断をいたしております。」と答弁しました。

日本人が24人も犠牲になった犯罪と言う割には、犯人について国民にきちんと説明できるような根拠は持っていないとしか受け取れない答弁です。

●政府に説明責任がある

藤田議員は、上記ブログで「重要なのは、「説明責任はブッシュ政権にある」ということです。例えば、独立委員会報告が触れていない第7ビルの崩壊の説明などをしっかり説明すべきです。そして、その戦争を支えている日本政府にも説明責任があると思います。」と書いています。全く同感です。

●藤田議員は陰謀論者か(2008-01-20修正)

藤田議員が国会で質問したことについて、1月24日号週刊文春は、「「9.11」陰謀論をブチあげた民主藤田幸久に「あの人ダイジョブ?」」と茶化していますが、週刊誌というメディアこそアルカイダ犯行説を信奉しているようでダイジョブなのでしょうか。彼は陰謀論者ではなく、政府は疑惑に対して合理的な説明をせよと言っているだけです。

9.11疑惑について世界中で多くの知識人や指導的立場の人々が発言しています。(藤田議員のブログの資料2を参照ください。)彼らの発言をすべて頭がおかしい人の発言として片付けるのは無理ではないでしょうか。

週刊文春の記者と編集者全員が9.11に関する公式な説明に疑問を感じていないとは思えません。週刊文春に真相究明運動を中傷するように頼む勢力があるのかもしれませんね。

●国会質問を報道しないメディアに問題あり

週刊文春は茶化すにせよ報道するだけマシかもしれません。おそらくすべての新聞(「しんぶん赤旗」を含めて)は、藤田議員の質問を黙殺しています。物事を根源から考えようとしないメディアに問題があると思います。

●赤旗はトンキン湾事件が陰謀であることを報じていた

1964-08-06「アカハタ」は、アメリカがベトナム戦争を開始する口実としたトンキン湾事件について、「米艦、領海に侵入、挑発」「"公海での交戦"はでたらめ」と書いています。「当時、日本の商業新聞はアメリカの筋書き通りに報道しました。」(08-01-27「しんぶん赤旗」)。

しかし、「赤旗」は、9.11については、なぜか「日本の商業新聞」同様、「アメリカの筋書き通りに報道」しています。

●赤旗にタブーはないはず

「赤旗」の奥原紀晴編集局長は、「赤旗」は、「どんなタブーもなく、科学の目で真実を見極める新聞だということです。」(08-01-27「しんぶん赤旗」)と言っています。

しかし実際は、「赤旗」は、9.11疑惑をタブーとしているように見えます。

(文責:事務局)
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