水道料金の値上げは32%では済まない

2008-02-22

●有収水量を楽観的に見込んでいる

鹿沼市水道事業第5次拡張計画が変更される予定であることは、水需要予測誤りを詫びないのかでお知らせしたとおりです。

その結果、鹿沼市民には水道料金の2度の値上げが待っていることも、水道料金の値上げが待っているでお知らせしたとおりです。

鹿沼市の水道料金は2度の値上げで32%も上がると書きましたが、その程度の上げ幅で済むとは思えません。鹿沼市は、将来の有収水量を楽観的に見込んでいるからです。

2005年度の有収水量は20,970m3/日です。2015年度の推計値は23,483m3/日です。有収水量が10年間で12%伸びるという前提で32%の値上げが必要だというのが変更計画です。

しかし、将来の有収水量が増えるどころか減ってしまった場合、予定した収入がないのですから、予定した値上げ幅では赤字が埋まらないことは当然です。更なる大幅値上げが必要になります。

3割や5割の値上げでは驚くなかれ。山形県鶴岡市では、月山ダムの水を買ったために、水道料金は2倍になります。必要な値上げなら仕方ないでしょう。しかし、鹿沼市の水道は地下水で足ります。川の水を飲む必要はありません。

鹿沼市の指導者の皆様、市民の利益に反する水政策は1日も早くやめてください。

(文責:事務局)
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