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バケツ4杯で洗濯ができる

2006-6-17

●日立製作所が節水型洗濯機を販売

日立が開発した節水型洗濯機について毎日新聞は、次のように報道しています。

2006年5月31日付け毎日新聞
日立 風呂の残り湯をすすぎに、洗濯乾燥機発売へ

   日立製作所は、洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」シリーズで、風呂の残り湯をすすぎなどに使って節水効果を高めた新機種「湯効(ゆうこう)利用(BW-D9GV)」を7月10日に発売する。洗いだけでなく、3回行うすすぎのうち最初の2回にも残り湯を使い、従来機種より残り湯を多く利用するようにした。同社の従来品と比べ水道水の使用量が約6割減り、39リットルで済むといい、同社は「節水量では業界1位」としている。洗濯容量は9キロで、乾燥容量は7キロ。希望小売価格は21万円前後。

●水需要は増えない

日立の新製品の洗濯機は、風呂の残り湯を再利用するのですから、実際には39リットル(バケツ4杯分)の水では洗濯ができませんが、再利用しない水は39リットルですむのですから、画期的です。

従来品より水道水の使用量が約6割減ったというのですから、従来は洗濯1回の使用水量は約100リットルだったということになります。

人口減少社会において、ダム等の水源施設の建設による水道料金の高騰に苦しんでいる消費者は、こうした節水機器に飛びつくでしょうから、水需要が増える見込みはないでしょう。

知事も市長も議員も職員もそんなことは分かっていると思うのですが、ダム開発に突き進んでいく姿は、旧日本軍と同じですね。

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