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南摩ダム関係団体はダム対策補助金をいくらもらっているのか

2005-9-1

●ダム対策補助金を受け取っている団体

阿部和夫鹿沼市長がダム問題に関して民意の拠り所としている団体は、次のとおりです。

南摩ダム・東大芦川ダムに関する推進団体
( )は、代表者

1 鹿沼商工会議所(中津宰)
2 上都賀農業協同組合(渋江正雄)
3 鹿沼市森林組合(福田弘之)
4 鹿沼市土地改良事業協議会(大出巌)
5 東大芦地区地域整備協議会
6 南摩ダム補償交渉委員会(駒場久遠)
7 西沢地区活性化対策委員会(斉藤篤)
8 住みよい西大芦を創る会(石原真一)
9 粟野町商工会
10 西方商工会
11 粟野町土地改良連絡協議会
12 小倉堰土地改良区
13 東大芦地区大芦川取水対策協議会(福田三男)

それらの団体のうち、南摩ダム関係でダム対策補助金を受け取っている団体は、次のとおりです。
南摩ダム補償交渉委員会(駒場久遠)
西沢地区活性化対策委員会(斉藤篤)
東大芦地区大芦川取水対策協議会(福田三男)

そのほかに下記の団体が南摩ダム関係でダム対策補助金を受け取っています。
上南摩町第一自治会南摩ダム対策委員会(大橋祥邦)
黒川取水対策協議会(福田弘之)
加蘇地区南摩ダム対策協議会(石川昌一)

●ダム対策補助金はいくら支払われているのか

上記6団体に鹿沼市が支払っているダム対策補助金の実態については、鹿沼市が南摩ダム関係団体に交付したダム対策補助金額及び当該補助金が当該団体の総事業費に占める割合(PDFファイル24KB)を参照してください。

●ダム対策補助金はどこからくるのか

鹿沼市が上記6団体に支払うダム対策補助金は、水資源機構から鹿沼市を通して支出されます。しかし、水資源機構から鹿沼市に対して交付される水源対策費は、過去6年間に3億4,000万円(予算ベース)もあり、補助金に使われた額は、6,475万円にすぎません。残りは何に使われたのかよくわかっていませんが、職員の人件費、消耗品費、備品購入費、書庫の建設費などに使われたと想像します。

鹿沼市が水資源機構から水源地対策収入として収入しているカネ(予算ベース)の使われ方については、水資源機構から鹿沼市に交付された水源対策費の使途(PDFファイル24KB)をご覧ください。

●南摩ダム補償交渉委員会はいつまで補助金をもらい続けるのか

南摩ダム補償交渉委員会は、1999年度から2004年度の6年間で5,760万円もダム対策補助金を受け取ってきました。移転はほとんど終わり、市外に引っ越した水没予定地住民もいます。いつまで補助金をもらい続ければ気が済むのでしょうか。

水没予定地住民には移転に必要な補償金は既に支払われています。補助金の交付は、一般の納税者にとってムダな支出です。

●ダム対策補助金はどう使われたのか

ダム対策補助金が具体的に、最終的にどう使われたのかは分かりません。もちろん当協議会では鹿沼市長に情報公開請求をしましたが、補助金を受け取ったすべての団体が公開されることを望まないという理由で非公開処分となりました。ダム対策補助金は、公金であり、元は税金ですが、いったん上記の団体に渡ってしまえば、どのように使ってもよいということです。

鹿沼市民は、この事実を知って大いに怒っていただきたいと思います。

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